トップページ > 法人概要・沿革
現代はストレス社会といわれ、職場や学校での人間関係、育児、教育、家族の問題などで悩みを抱える人が増えています。誰もが心に負担を感じ、それが深刻になれば心の状態が不安定になり健康を害し、病気につながる可能性があります。
代表的な精神疾患である「統合失調症」は、100人に1人はかかるという脳の病気であり、特別な病気ではありません。日本の精神障がい者数は約300万人以上といわれています。
著名な精神医学者である呉秀三先生は、明治から大正時代に「わが国の精神病者は、この病気になった不幸のほかに、この国に生まれた不幸を重ねている」と言っています。その当時から精神疾患を持つ方たちは、偏見と無理解の中で、社会から隔絶されたような状態で生きることを余儀なくされてきました。
あさかの里では、精神疾患、障害等で長期に病院に入院されていた人たちの、退院後の生活を支える活動を昭和49年から始めています。当時入退院を繰り返していた方の多くは、退院後、地域生活を送る中で、社会資源や人的な支援など何ら支援を受けるすべがなく、結果として症状の再発につながっていたということです。
精神障がいを持つ人たちには『生活のしづらさ』や『生きにくさ』があり、生活全般に対する支えが必要です。あさかの里は地域で安心して暮らしていくために必要な様々な支援活動を、医療機関や行政、関係機関の方たちと連携して進めています。地域の中に、住む場・働く場・憩いの場等をつくり、精神障がいを持つ人たちと、家族、関係機関の専門職・職員、地域の方々と共に、誰もが安心して暮らせる地域社会を創りだすことをめざしています。
あさかの里は、精神障がい者の支援、地域の方たちの保健・福祉の向上を目的とする社会福祉法人です。地域の方、関係する機関の方とともに、『ともに生きる社会』をつくっていきます。
現在おこなっていることは、障害者総合支援法等に基づく就労継続支援B型事業、共同生活援助事業(グループホーム)、特定相談支援事業、自立生活援助事業の運営です。それぞれの場で相談、日常生活支援などの地域社会での自立した生活に向けての支援をおこなっています。郡山市内外の医療機関の協力を得ながら、約100名の方が利用しています。
2024年4月現在
1974
昭和49年
9月
賃貸アパートでの共同生活を開始…あさかの里の活動の始まり
1975
昭和50年
8月
任意団体として「郡山社会事業協会あさかの里」設立このころから郡山市内各地に賃貸アパート、借家を借り、「共同住宅」を設置、運営しはじめる。
1976
昭和51年
11月
第1回バザー実施
1978
昭和53年
11月30日
社団法人設立総会 開催
1979
昭和54年
4月
社団法人郡山社会事業協会あさかの里 設立認可
1980
昭和55年
9月
針生ヶ丘病院内に売店設置・運営
1982
昭和57年
10月
共同住居開成寮 設置 事務所を兼ねる
1985
昭和60年
2月
創立10周年記念式典 開催
1987
昭和62年
5月
郡山市中町にて、チャリティーバザー開催
6月
半田芳吉理事長退任・飯田進理事長就任
1989
平成元年
7月
事務所を山崎地区に移転
9月
共同作業所あさかの里暁紫舎 開設
1994
平成6年
11月
グループホーム開成寮 開設(共同住居より移行)
12月
共同作業所あさかの里第二暁紫舎 開設
1995
平成7年
11月
グループホーム菜の花寮 開設
1996
平成8年
9月
グループホームひまわり寮 開設
1998
平成10年
4月
共同作業所すまいる 開設(針生ヶ丘病院内売店)
2000
平成12年
5月
グループホームさくら寮 開設
8月
共同作業所キャンバス・あさかの里地域活動センター 開設
2002
平成14年
12月
事務所・第二暁紫舎 移転
2003
平成15年
4月
小規模通所授産施設あさかの里暁紫舎 開設
(共同作業所より移行)
2004
平成16年
4月
小規模通所授産施設あさかの里第二暁紫舎 開設
(共同作業所より移行)
11月20日
創立30周年記念式典 開催 ビッグパレットふくしま
2006
平成18年
10月
障害者自立支援法により、指定共同生活援助事業あさかの里開成寮 開設
(開成寮・菜の花寮・ひまわり寮・さくら寮)
2007
平成19年
10月
指定就労継続支援B型事業すまいる・キャンバス 開設
(共同作業所より移行)
グループホームステーション 設置
2008
平成20年
11月
花みずき寮・第2花みずき寮 開設
2010
平成22年
4月
菜の花寮を第1と第2に分割 設置
指定就労継続支援B型事業あさかの里暁紫舎 開設
(小規模授産施設より移行)
2011
平成23年
4月
あおば寮 開設
2012
平成24年
3月
法人事務所及び第二暁紫舎の施設建設開始
4月
指定就労継続支援B型事業あさかの里第二暁紫舎 開設
(小規模授産施設より移行)
7月
法人事務所・第二暁紫舎 新施設竣工完成 移転・供用開始
2013
平成25年
11月15日
社会福祉法人 郡山社会事業協会あさかの里 設立認可
11月30日
社団法人 解散 社会福祉法人へ事業を移行
2014
平成26年
4月
グループホーム・ケアホームの一元化により共同生活援助(グループホーム)を外部サービス利用型グループとする
2015
平成27年
4月
特定相談支援事業所あさかの里相談支援センターあらいぶ 開設
2018
平成30年
7月
自立生活援助事業所 ぱれっと 開設
11月
飯田進理事長退任・朝生理事長就任
2020
令和2年
4月
グループホーム・共同生活援助事業を外部サービス利用型から介護包括型へ移行
12月
グループホーム定員変更 開成寮5名から7名 合計54名
開成寮 サテライト型1室増設
2021
令和3年
12月
第2はなみずき寮 閉所
2022
令和4年
1月
グループホーム定員変更
開成寮7名から6名 個室化を図る 合計49名
3月
グループホーム定員変更 開成寮6名から7名 合計50名
キャンバス閉所
2023
令和5年
4月
グループホーム定員変更 ひまわり寮8名から7名 合計49名
「すまいる・キャンバス」から「すまいる」に変更
12月
開成寮サテライト 閉所 単身生活へ移行のため合計定員48名に変更
社会福祉法人郡山社会事業協会あさかの里 評議員
令和3年度 6月 定時評議員会後 ◎任期:令和3年6月21日~令和7年6月定時評議員会の日の前まで
2024.3.15現在
氏 名 | 所 属 | 備 考 | |
---|---|---|---|
評議員 | 大森洋亮 | 針生ヶ丘病院介護支事業所 | 社会福祉法人福島いのちの電話 評議員 |
評議員 | 兼田文子 | NPO法人宙の仲間たち 理事長 | |
評議員 | 渡辺静子 | あさかの里・お茶っこ会(家族会) | |
評議員 | 高橋 淳 | 太田西ノ内病院元職員 | |
評議員 | 阿部和紀 | 芳賀・小原田高齢者あんしんセンター | |
評議員 | 牧田くに子 | NPO法人ポプラ福祉会 理事長 | |
評議員 | 宍戸邦明 | あさかの里元職員 | |
評議員 | 金澤麻衣 | 星総合病院総合相談課 |
社会福祉法人郡山社会事業協会あさかの里 理事・監事
令和5年度 6月定時評議員会後 ◎任期:令和5年6月27日~令和7年6月定時評議員会の日の前まで
2024.3.15現在
氏 名 | 所 属 | 備 考 | |
---|---|---|---|
理事長 | 朝生裕之 | あさかの里 職員 | 施設の管理者 NPO法人宙の仲間たち 監事 |
副理事長 業務執行理事 |
渡邉忠義 | あさかホスピタル 法人事務局 | 社会福祉事業の経営に関する 識見を有する者 |
理事 | 今村吉美 | 針生ヶ丘病院地域生活支援室 | 事業区域における福祉に関する 実情に通じている者 |
理事 | 川瀬美紀子 | あさかの里 職員 | |
理事 | 堀米美佐子 | あさかの里 職員 | |
理事 | 下垣内涼子 | あさかの里 職員 | |
監事1 | 吉田仁一 | 元 啓寿園 事務長 | 社会福祉事業に識見を有する者 |
監事2 | 佐藤慎一 | 学校法人熊田学園 認定こども園らのみな |
財務管理に識見を有する者 |